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  • 執筆者の写真院長

配慮はしても、遠慮はするな

 昨日から市の研修で香川県高松市へ出張しておりました。無事に2日間の日程を消化して一旦帰庁。溜まっていた業務と打ち合わせを1つ終えて、今し方、帰宅したところです。自室で軽い音楽をかけながらこの記事を書いておりますが、なかなか筆が進みません。彼此、1時間が経過しました。毎月1日に、このBLOGで気持ちを伝えることにしています。今年最後の記事なので、ハイライトを抽出しようとするも、目まぐるしく変化する状況を端的に切り取ることが出来ません。しかし、2つほど象徴的なシーンについては鮮明に覚えています。

 1つ目は、「吉田、遠慮していないか」。

院生時代の恩師に言われました。以前と比べ、立場も職業も変わり責任感や使命感の中で生活しているのは自認していますが、人知れず遠慮していたようです。

 2つ目は、現在、市での担当業務の一つである閉校した小学校の利活用プロジェクトの企画・運営に携わっており、そこに内閣官房から、出向されている方がおります。その方と協働で学校運営を担っておりますが、ある日、突然、「何だか、遠慮していませんか」と、問われました。

各上司から立て続けに「遠慮」というキーワードが出ました。


【配慮】

①心をくばること。心遣い。心配。

 出典 精選版 日本国語大辞典


【遠慮】

① 遠い将来まで見通して、深く考えること。

② (━する) 他人に対して、言葉や行動を控え目にすること。気がねして出しゃばらないこと。

③ (━する) ある物事をするのを断わること。また、ある場所から退くこと。辞すること。

 出典 精選版 日本国語大辞典


 似て非なるものなのか。多少、解釈の違いもありますが、「遠慮」は、人に対して、言葉や行動を慎み控えること。「配慮」は、気遣いのこもった取り計らいをすること。いずれの上司からも、もっと攻めていいし、自由に表現してもいいんだよ。とアドバイスをもらいました。知らず知らず自分で視野狭窄を作り出していたのかも知れません。

 もう少し、ラフで読み手がクスっとしてくれる文章を目指したのですが、結局いつも通り硬めで何の変哲もないところに着地しそうです。

 さて、明日から年内最後の東京出張が控えています。 関東圏の患者さんは、明日から3日間、どうぞよろしくお願いいたします。


読者の皆さんは、また来年の1月1日に、ここで元気にお逢いいたしましょう。

少し早いですが、良いお年を。



京都よしだ鍼灸院 院長 吉田友一

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