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  • 執筆者の写真院長

思い巡らす

更新日:2021年3月1日

こんにちは。3月に入りました。みなさま、いかがお過ごしでしょうか。

わたしは、京都で通常診療に励んでおります。緊急事態宣言下の中、苦しい戦いを強いられる覚悟で過ごした先月でした。前半は、大学院の提出物や論文発表、一年次に単位を落とした必修科目の試験やレポート、各科目の最終オンライン講義などに追われ、あっという間に過ぎて行きました。同時並行で取り組んだ最中、「あっ、詰めが甘い」、「なぜ、こんな結果で満足してしまったのか」など、内省の連続で正直精神的に苦しかったです。しかし、手を差し伸べてくれる諸先生方や先輩、学友が助けてくれました。本当にありがとうございました。患者さんにも大変心配していただき、面目なかったです。後半は、通常モードに戻り、自ずと肩の力も抜け、いつも通りの自分がいました。



近頃は時間を作って、京都市内の低山や林道をトレッキングで一つ一つ制覇しています。自然を相手に何も考えずに歩を進めたいところですが、不用意に考えてしまう。雑念というやつでしょうか。

「自分に面白味がない」、「究極にダサい」、「燃え滾るものがない」。ひとり登りながら、こんな感情が浮かんでは消えの連続です。自分と向き合う時間があればあるほど、思考を巡らせています。唯一、救いなのは、自身の感覚が鋭敏であることでしょうか。生来、繊細なつくりですが、繊細であればあるほど、少しの違和感や淀みに気がつきます。その鋭敏さを施術に反映させたいところですが、それはどうでしょうか。評価は相手さんがするもの、今自分でどうこうという話ではないのですが、うまくいけば良いなと毎度念じております。針先に魂は宿っているかな。昨日も、施術後にフィードバックしました。



大学関係でも少し動きが出てきました。詳細は、また改めてお知らせいたします。

それでは、今月も元気に過ごして参りましょう。




追伸)

当院の院スタグラム(Instagram)を手がかりにご予約いただくことが多くなってきました。

遅まきながらSNSのパワーにビックリしています。魅力のあるコンテンツを作り、自分のペースで更新を続けていきます。

どうぞよろしくお願いいたします。



***



「生きる」ということは、この世で一番稀なことだ。

たいていの人は、ただ「存在」しているだけである。

オスカー・ワイルド

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