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  • 執筆者の写真院長

lose someone's trust

更新日:2019年2月20日

一昨年の末に、次の年末年始はどの様に過ごしているのか身を案じていたが、あっさりと過ぎ去っていった。

目まぐるしく変わる状況にやや翻弄されつつも、それに対して周到に準備し行ってきた。

出逢う人から出逢う人、人との繋がりが県境や国境を飛び超えて様々な人々と触れ合って学んできた。


これは昨年迄の話。

実戦で獲得してきた経験の積み重ねをこれからどう還元していくか。


閑話休題、本日は信用を失った件について書きたい。タ

イトルに「信用を失った」と書くと、初っ端からインパクトが過ぎるので、英文にして印象度合いを図っておく。

当時、東京ではいつどんな状況でも診療体制を敷いておけるよう、オンコールで待機していた。

周りと少しだけ差異があり、それが奏功し、患者さんから患者さんへ繋がった。

まさに人との繋がりを実感した。

患者さんが患者さんを呼んでくれた。

その連鎖がうれしかった。

しかしその繋がりが解除される出来事があった。


仕事で地方へ1週間ほど滞在していた時に、緊急連絡が入った。

明日までに治療して欲しい。


参った。


まだ滞在を残していた。

大変申し訳ありません、こちらはまだ地方におりますので、帰京後にお身体診させていただきます。

端的に言って患者さんをほったらかしにしてそのまま公演へ。

さらに重なる。


今日、診てくれませんか?


一度お断りを入れた直後にまた違う患者さんから連絡が入る。

他の先生を代診に立てたが、それは俗に云う付け焼き刃、一度失った信用・信頼関係は崩れていく。


いつどんな状況でも診てくれる。

それまで有益であったことが提供できず、それに応えられない。


そんな状態を事もあろうか繰り返してしまった。


結果、一部の患者さんの足が院から遠のいた。

流れが失速し、葛藤が生まれた。

以降、目の前の患者さんに対して真摯さを貫いて、診療にあたってきた。

気がついたら年が明けていた。

そして、明日から東京での診療が再開される。

定期の患者さん、新しく出逢う患者さん、様々な出逢いのカタチに触れる。

月並みだがこの機会を大切にしたい。


よろしくお願い申し上げます。








 中国の諺(淮南子

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