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  • 執筆者の写真院長

大学院

更新日:2019年4月7日

新元号が「令和」に決定し、新しい時代がまもなく到来。そして幕明け。

そんな中、大学の入学式へ出席してきました。

自身、3度目の式でした。この度、島根大学大学院医学系研究科へ入学を許可されました。

これまで地域医療→医学会→研究室訪問→受験→入学と、長い時間を要しましたがようやくスタートラインへ立ちました。


沖縄の島では、主に日が昇って沈むまでが診療時間でした。日が沈み仕事がおわり、夜が明けるまでもの凄く時間がありました。島には、一切の娯楽施設はなく、あるのは真っ青なビーチと満点の星空、それと下宿先に置かれていた莫大な量の本。故伊是名中学校校長先生のお宅でした。お孫さんが役場の元職員で快くお貸しいただきました。仕事がおわり、先生の遺されていかれた本や史書を手に取り、長く退屈な時間を埋めていきました。テレビも線が壊れかけていて映らなかったし、携帯電話も特に必要のない状況だったので、夜は大概本読んで眠くなったら寝る。起きたら掃除と洗濯して、その内、島のおじぃとおばぁが訪ねてきて、診療が始まる。このような生活を約二年間繰り返している内に、院へ行くか!とポツりポツり気持ちが湧いてきました。理由はいつか!?後述するとして、今はこの状況に感謝して、前に突き進んでいきます。


もう当分休みはなくなります。自分が決めたことなので、やるしかない。


ここまで、見守り後押ししてくださった多くの方々に深く感謝し、明日からもがんばっていきます。



人生軽いタッチ。柔らかく、しなやかに。




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