• 院長

出雲

 国立大学院生は、普段どんな生活をしているんですか?といった、質問が寄せられているので、今回はその回答を述べたいと思います。

今、記事を書いているのは大学の図書館です。前の講義が予定より早く終わったので書き始めました。この後も講義なので、時間との戦いは否めません。なので少し急ぎ足で。

基本、9:00-22:00は勉強の時間です。その中で、講義や研究室のカンファレンスに出たりしています。空いた時間で講義のレポートを書いたり、自主的に論文を読んだりしています。自主的という言葉を使いましたが、本当に自主性が求められます。さぼろうと思えば、全力でサボれます(注;まぁホンの一瞬ですが。)

他の研究室を覗くと、私より遥かに忙しそうにしている院生が見受けられますので、一概には言えませんが、とかく自分で領域を限定しなければ、多くのことが学べます。もっとも最終的には一つの領域の深化を図り、研究に移行していくといった流れです。結局はその道すがら、それぞれの目的に沿って学び動いていると言ったほうが正しいかも知れません。

それでも出雲大社へ参拝に行ったり、出雲そばを食べに行ったり、週末は、地域医療研究会のメンバーと温泉に行くこともあります。ほんと、たまにです。

最近は、他の領域(私の専門は東洋医学(鍼灸))なので、ここではその全てが他の領域にあたります。講義の中で質問して、逆に私に興味を持ってくださる教授や研究室の先生方とも交流を図っております。「東洋医学?鍼?めっちゃクールじゃん!!」と言ったようにかなりご興味を示してくださる教授先生がおり、とても嬉しかったです。

わたしは、仕事もしているので大学院での学びの時間が限られています。ですので、限りなく全力で真剣にまじめに己を研ぎ澄まし、臨んでいます。

来年には、克己心という三文字がうっすら浮かび上がってきても良いころです。

すみません。大げさな言葉を用いてしました。少し付け足します。全力で勉強しているふりをしています。

ここで少しタイムワープします。鍼灸学生の頃、何かの課外授業で昭和記念公園にいきました。そこで、グループになり今後の未来を語るみたいな時間になりました。自分のタームになり、未来についてボソボソと語り始めたんです。校内では、まだ陰キャラで通っていたので、コイツが何を考えているのか、周りの生徒も先生方も読めないでいたと思います。そして、私が最後に「僕は、今まで勉強したふりをしてきたので、これからはちゃんと勉強したいです」

(すみません、ここで講義の時間がやってきました。また後ほど.....)


・・・今、講義を終えてきました。続きを書いていきますね。


自戒の意で言ったつもりだったのですが、生理学の先生から「勉強したふりを最後まで貫いてみたら。その勉強したふりが積み重なって、いつかそれが大きなものになっているから。」

こんな温かみのある言葉を掛けていただきました。予想外の言葉です。

それからは、狂ったように勉強のふりをしていました。仕事で地方へ行った時もいろんな誘いを断り、勉強に費やしました。朝も昼も夜も。幸い何かのふりをするのは、ある程度仕事を通して鍛えられていたので、何とか完遂することができました。卒後は、縁が縁を呼び、沖縄の離島で地域医療に従事することになりました。今、振り返ると仕事と学生の両立は想像以上に辛かったように記憶しています。今もなお、仕事と大学院の両立を何とか遂行していますが、周りを見渡すと私よりもっともっと先を見て、努力されている方がたくさんおります。自分もそんな環境下にいるので、感化され学びを続けられているのかも知れません。

話が本筋から逸れたので、大学院の話に戻しますが、先にも述べたように「自主性」です。

研究室によって、さまざまなので一概には言えませんが、私の見解です。

今後は、研究の実践についてや研究室の話なども紹介できたらと思っております。


最後に、本日の講義内容を書いて締めたいと思います。時間の流れで院での生活が垣間見えれば幸いです。もう少し、お付き合いくださいませ。


昼休みに、地域医療研究会のランチョンセミナーがあり、「口腔細菌叢と腸内細菌叢 炎症性疾患との関わり」について研究会のメンバーが発表しました。これは持ち回りで且つ演者の指名制なので、いつか自分も回ってくるので演題を考えておかなければなりません。とかいいつつも、既にいくつかスライドを作成しております。

東洋医学概論をもじり「東洋比較概論」。これはエンタメに寄せすぎてしまい、改良の余地があり過ぎて、まだ発表できませんが、わかりやすく耳に残り、親しみやすいスライドを作り、学部生や講座の先生方に鍼灸の有用性を語りたいと思っております。


午後からの講義は、「アレルギー性炎症の制御に向けた治療戦略」

「軟骨再生のための生物材料学」ACI損傷について

「再生医学・組織工学」運動器-脊髄損傷、脊髄再生の臨床研究-

「臨床医学概論」心不全、虚血性心疾患概論、フレイル予防


手元の講義ノートを書き出しました。

ご覧のように多岐にわたります。これから、BLOG記事を完成させた後にレポートにまとめます。分からないことは(わからない事だらけです汗)、医学書から拾い上げて定着させます。でも、すぐに忘れます。調べます。忘れます。調べます。忘れます。このサイクルを経て、少しずつ自分の知識として定着していきます。(行くはずです。)


ひとまず、駆け足で書きました。私見が入り混じっておりますが、どうか参考になれば幸いです。また時間が出来たときに、書きます。

それでは失礼いたします。

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