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執筆者の写真院長

シンプル

京都→出雲→京都→東京→京都→出雲→京都。

先月は、古都に導かれて京都⇄出雲の2往復。


大学では、博士・修士課程の中間発表会に出席し、来年度以降は自分が発表する側かと考えながら聞いた。2日間の内、1日しか参加出席出来なかったが、検査系の発表が多く、初めて知る検査項目や実験評価などがあり大変身になった。

大学院に籍をおいて、研究デザインやRCT論文などを読み込み、今までとは違う角度から学び始めている。客観的に見れば、以前よりも成長した姿である。その流れで普段の臨床に首を突っ込み、多角的に診ていくことになる。疾患に対してたくさんの方向から捉えるようになってくる。一見、素晴らしい点だと評価したいところだが、物事を小難しく、いらない評価項目などによって、シンプルであるはずの疾患までも自分で盲目的に変えてしまう。

これは非常に危険な行為だ。


原因はシンプルであるということを念頭に置き、冷静な診察を掲げて明日の診療に向けて準備をしていく。


インプットが多く、ここら辺で整理が必要だった。







悪賢い人は勉強を軽蔑し、単純な人は勉強を称賛し、賢い人は勉強を利用する。

フランシス・ベーコン

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