2日間の学会開催、無事に閉幕しました。
全国各地でご活躍されている総合診療医の先生方、4名をお迎えし講演していただきました。
病気を診た先に、その人を見ている。
そしてその先の背景(家族・地域、周辺環境)を見据え、介入していく様を垣間見た。
人に手を差し伸べる、原動力ってなんだろう。
その人の笑顔?日常生活の向上?やりがい?達成感?
行動するために目的は必要なのか?
そもそも効果を狙ってやっていない。
自然なおこないとして。
さまざまなクエッションが浮かびは消え、消えては浮かび新たなアイデアが自分の中に芽生えた。
これが一番の収穫であった。
個人的には、伊是名診療所の平山恭平先生をお呼びして、講演会で繋がれたことが嬉しかった。
離島で協働で働かせていただいていた情景が思い出され、自身の転職の瞬間まで遡り、感慨深い時間も訪れた。また、本日は「温もりのある東洋医学」と題し、約60分間の発表をした。
医師や医学生にとって、おそらく初めて対面するはり師。
どの角度からアプローチして良いものか。直前まで考えていた。離島での活動を皮切りに、ブレイクで前職の話、京都、出雲生活を小出しに、鍼灸学の現状と可能性をぶつけた。
とても実りのある機会となり、次の企画に向けて良い感触もあった。
まだ成長段階。奇をてらわず、領域を限定せず、学んでいきたい。
追伸)
先日、国試を控えた6年生の施術を担当した。
鍼灸に大変興味を持ってくれた。
国試合格を祈っております。
がんばってください!!
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